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肥後手まり唄「あんたがたどこさ」で有名な『せんば山のタヌキ』。
唄のルーツである『せんば』は、実は南九州支部のすぐ近くなんです!
熊本城の近くに、内堀を流れる坪井川という川があり、
現在の新町と船場町を結んでいる橋(船場橋)の付近の地域のことを
昔は船着場であったことから、船場(せんば)と呼んでいました。
肥後手まり唄にある「せんば山にはタヌキがおってさー」のせんば山とは、
その船場橋の付くにあった小高い丘のことで、
河川の改修工事によって、現在、その丘は残っていませんが、
『船場』という地名だけが残っています。
この船場町エリアには手まり唄にちなんだタヌキのオブジェが色々あります。
今回ご紹介するのは、船場橋のすぐ横にある、
熊本中央郵便局前のポストの上のタヌキのオブジェです。
このタヌキには『せんば郵太』という名前がついており、
郵便局の職員さんによって季節ごとに衣装が着せ替えられます。
10月はハロウィンバージョンの衣装でした。
このほかにも船場橋の近くには様々なタヌキのオブジェがありますので、
熊本に来られた際はぜひ船場町でいろんなタヌキを探してみて下さい!